阪神ドラフト3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)が3日、初のキャンプの第1クールを終えた。

「課題がたくさん残った。1日1日、コーチの方に指摘していただいて、それを1つずつつぶしていきたいなと思います」と課題と向き合いながらも充実感を漂わせた。

キャンプ入り前には「学ぶことしかないと思う。鳥谷さんに、いろいろ聞いていきたい」と同じ遊撃手の大先輩・鳥谷敬内野手(37)から技術を吸収したいと話していたが、この日は「自分のことに必死すぎて」とぽろり。「第2クールは聞きたいと思います」と新たに意気込んだ。

ホンダからは今年、木浪に阪神ドラフト4位の斎藤友貴哉投手(24)、ロッテ7位の松田進内野手(24)がプロ入り。そんな3人は古巣に、グラウンド整備に使うバギーを送ったと言う。感謝の気持ちを胸に、今度は活躍で恩返しだ。【阪神担当=磯綾乃】