日本ハムのドラフト1位吉田輝星投手(18=金足農)が3日、沖縄・国頭で2軍キャンプ第1クールを終えた。最高気温24度と強い日差しが照りつける中、精力的に汗を流した。陸上競技場での300メートル走では、ともに走った柿木ら同期の中で常にトップを譲らず、持ち前の負けん気の強さを見せた。「ファイターズは質を求めて練習している。メニュー(量)は少ないかもしれないけど、その中で質を高められたらいいなと思う」と話した。

サインプレーの練習では「野手の動きのキレも(高校に比べ)違ったりする。タイミングをしっかり覚えないといけない」と気を引き締めた。前日2日には、初めてブルペン入りし、その後、映像でも確認。「大体何がダメなのかというのはわかってきている。日々のキャッチボールなどから意識していきたい」と話した。

3日間の練習を終え「暖かくて気持ちよく野球が出来ている。いい汗かいてます」と充実した表情。2月3日は節分で、報道陣からの「何かはらいたいものは」との質問に「不調をはらいたいです」と笑みを見せた。4日はキャンプインしてから初の休日となる。5日には2度目となるプルペン投球も予定されている。【山崎純一】