楽天は沖縄・久米島キャンプ初オフの5日、新人選手10人が伝統工芸品久米島紬(つむぎ)の染め織り体験や、泡盛の久米仙酒造工場見学を行った。

ドラフト3位の引地秀一郎投手(18=倉敷商)が紬織り技術を絶賛された。色とりどりの紬を「糸を入れて」「足を踏み換えて」「トン、トン」と声を出しながら抜群のリズムを刻み、コースターが完成。女性職人から「今までの新人で一番センスがあるね~」と褒められると、照れながら「人生に困ったら就職できそうですね。紬職人でいけますかね」と胸を張った。

女性らに「ちゅらかぁぎぃ~(沖縄で美人の意)」と声をかけるなど、久米島順応性もNO・1。先輩たちが着用体験した高価な着物姿には「格好良い。大人になったら家で着たい。何着も欲しいので、何百億も稼ぎたい」。まずは球界で勝負する。

今日6日からは第2クールが始まる。150キロ超右腕は「早くブルペンで投げたい」と1軍昇格にアピールを続ける。