読谷球場に平日では今キャンプ最多の450人が集まった。目当てはもちろん中日ドラフト1位の根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)だ。

屋外フリー打撃はファンも待ちこがれた。屋内でのマシン打撃は完全非公開。これまでファンが根尾の打撃を見たのは、ティー打撃だけ。全体メニューには入れないため、昼食の空いた時間を利用して打つことになりそうだ。

屋内練習場の打席は人工芝。チェック事項は、スパイクをはいて、土の上で打って、右ふくらはぎにどれだけ負荷がかかるか。それを何日か繰り返し、疲労の蓄積を確かめる必要もある。第2クールが始まったが「いつもと変わらない気持ちで、1つ1つのステップを踏みたい」と根尾。テンションは上げても、体を前のめりにするつもりはない。