日本ハム白村明弘投手(27)が19日、野手へ転向した。

2軍キャンプ地の沖縄・国頭では早速、打撃練習も行った。「監督の期待に応えたい」と野手として再出発した。18日に2軍キャンプを視察に訪れた栗山監督と吉村GMと話し合い、野手転向を決断。投打の垣根を越えて慕ってきたチームの主将・中田には真っ先に報告したという。

白村 昨日、すぐ連絡しましたね。そしたら、電話をくれて「お前に未練はないんか」と言われて。「決めました」と言ったら、その後に長文でラインをくれて。「俺はずっと応援するから。わからないことがあったら何でも聞いてこい」と。本当に優しい先輩だなと思ったし、頼れると思った。

おとこ気あふれる先輩の熱い激励メッセージを胸に、6年目にして野手1年目となる再出発を踏み出した。

 

◆白村明弘(はくむら・あきひろ)1991年(平3)12月11日、岐阜県生まれ。慶応高、慶応大を経て13年ドラフト6位で日本ハム入団。14年6月27日楽天戦でプロ初登板、同年10月5日同戦で初勝利。187センチ、87キロ。右投げ左打ち。