読谷球場での2軍キャンプは幕を閉じた。しかし、読谷村役場は来春へ向け早くも始動している。1月末の合同自主トレ中に、根尾は同じ読谷村でキャンプ中のJ1サガン鳥栖の元スペイン代表“神の子”ことフェルナンドトーレスとトレーニング場でばったり。絞り込まれた肉体に目を見張った。

J1ヴィッセル神戸も毎年、読谷村でキャンプをしてきたが、今年は楽天と同じ沖縄・金武町に変更された。神戸の「奪回」に向けて村関係者の鼻息は荒い。「来年は神戸にも戻ってきてもらうよう働きかけています。もし、Jリーグ2チームと、中日が読谷村でキャンプをしてくれたら、3球団の選手を集めて、牛1頭丸焼きなどを用意してパーティーを開きます」。Jリーグから鳥栖のトーレス、神戸の元スペイン代表イニエスタ、そして中日から根尾が一堂に会するかも。奇跡の3ショットへ村はヒートアップしている。(おわり)