メキシコ代表が侍ジャパンとの親善試合(9、10日=京セラドーム大阪)に向けて7日、同球場で来日後初練習を行った。

7日のオープン戦ヤクルト戦にも出場したオリックス・メネセスも合流し、元巨人のクルーズらと汗を流した。フィロバ監督は初戦先発に元日本ハム・メンドーサの起用を明言。「日本で遊ぼうと考えている選手はいない」と強調した。クルーズは20年東京五輪へ「どんな選手でもメジャーでのプレーが第1。その次は五輪になる。五輪に向けて結果を出したい」と誓った。また、日本代表は稲葉監督や選手が大阪市内に集合した。

▽メキシコリーグ初の女性審判ルス・ゴルドア氏(42)が球場を視察した。第1戦で三塁審判、第2戦で二塁審判を務める予定。ソフトボール、サッカーの審判歴もあり、20年東京五輪へ「代表戦は初めてでメキシコ人として誇りに思う。東京五輪でも、ぜひやりたい」と意欲を見せた。