黄金ルーキーの夢タッグが大人気だ。

ロッテが9日からマリーンズストア各店で販売したドラフト1位・藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)と中日のドラ1・根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)のコラボグッズが、2日間でほぼ完売した。

売り切れたのはフェースタオル約2000枚と、キーホルダー約2000個。フラッグ、缶バッジ、Tシャツは若干数残りがあるが、引退グッズ以外で2日でここまで売り上げたのは球団でも初めて。藤原人気が手伝って1月、2月のグッズ売上総額は前年比380%、石垣島キャンプでの現地グッズ売り上げも前年比160%を記録した。

ともに大阪桐蔭からプロ入りした2人のグッズは、ロッテが2月初旬に中日にオファーして実現した。藤原は「ビックリですね。でも素直にうれしいです。マリンではいつも以上に大きな声援をいただいて、本当にうれしかったです。これからも与えられた打席を大事にして100%の力を出して、1軍入りを目指して悔いが残らないようにやっていきたいです。また打席だけではなく守備や走塁でもアピールしたいと考えています。根尾もちょうどこのグッズが出た時期に実戦デビューをしていましたけど、これからどんどん状態を上げてくると思います。これから2人で切磋琢磨(せっさたくま)しながら頑張って、もっともっとたくさんのコラボグッズが出るように結果を出していきたいです」と熱いコメント。

グッズ担当者は「将来の日本球界を背負う2人のコラボグッズということで、開店前からお客様の長い列ができるなど、すごい人気でした。今年は6月の交流戦もZOZOマリンで中日戦があるので、ぜひそこを照準に第2弾がつくれるように案を練っていきたいです。その時はぜひ根尾選手、藤原選手ともに1軍の舞台で共演していただければ最高です」と話した。

なおオンラインストアは受注販売のため、まだ申し込みを受け付けている。