阪神矢野燿大監督(50)が15日、西宮市内の甲子園球場で、社会福祉法人大阪府社会福祉協議会から感謝状を贈られた。現役時代の10年から社会貢献活動「39矢野基金」を継続し、筋ジストロフィー患者や児童養護施設で暮らす子どもたちへの応援基金が3900万円に達したことにともなうもの。

贈呈式に出席した矢野監督は「困っている方々はまだまだおられる。その輪がこういうふうに知ってもらう形でどんどん広がっていって、少しでも前向きになっていってもらう形になっていけたらいい。みんなの気持ちがつながって広がっていったら、すごくうれしい」と話した。

基金への募金は大阪府内の筋ジストロフィー患者、電動車いすなどの支援や児童養護施設の子どもたちをサポートするため使われている。ホームページはhttp://yano39.cre-os.com/