西武は15日、武隈祥太投手、森友哉捕手、外崎修汰内野手が今季から取り組む社会貢献活動を発表した。

武隈は「公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を」を通し「自身が登板した試合数ごとに1万円」「ホールド数ごとに1万円」「登板した試合でチームが勝利した場合2万円」を難病を患う子どもとその家族の支援活動に向けて寄付する。主催試合への招待も行う。

森は、先輩の栗山とともに「所沢市手をつなぐ親の会」へメットライフドームの年間予約席(4席×72試合)を寄付、所沢市の知的障害児や肢体の不自由な子を招待する。

外崎は、盗塁を決めるごとに1万円を社会福祉法人・所沢市社会福祉協議会の「所沢市こども未来基金」を通じ寄付。こども食堂をはじめとした居場所づくりを支援する活動に役立てる。3選手のコメントは以下の通り。

 

武隈 先輩である炭谷銀仁朗選手とともに、以前から病院の慰問活動を行っていましたが、今年からは先輩の意思を継ぎ、難病と向き合っている子どもたちとその子どもたちを支えるご家族の力になれればと思い、実施することを決意しました。僕の支援活動の1つにはファンの皆さんも参加いただけるもの(クラウドファウンディング)があります。マウンドで活躍することで支援の輪を広げていけるよう、今シーズンはしっかり抑え抜きます。

森 ライオンズの歴代の先輩方が行ってきた活動のバトンを、今年から僕も受け取ります。活動を共に行う先輩の姿を見ながら、僕自身も成長しきたいです。

外崎 僕が小さいころは、家族で一緒にご飯を食べることや、友だちと遊ぶ場所があることが当たり前でした。それが今はその願いがかなわない子どもたちがたくさん増えていることや、そういった子どもたちのために、居場所づくりをしている方々がいることを知りました。プロのアスリートとして、子どもたちの明るい笑顔を増やせるように、活躍を通して子どもたちの居場所づくりをサポートしていきます。