中日大野雄大投手(30)が、本拠地ナゴヤドームで勝つ。19日のオリックスとのオープン戦に先発。18日は、本拠地での投手練習に参加した。

前回7日DeNA戦(ナゴヤ)から中11日の登板に「(登板間隔が空いた)影響はない。監督も(今週は)実戦モードと話している。開幕前の6連戦だし、しっかり投げたい」。昨年6月10日ソフトバンク戦以来の本拠地登板への決意を語った。前回7日は宮崎に被弾。「不用意な1球をなくしていきたい」と、修正点も明確だ。

昨季は6試合0勝3敗。新人の11年以来の未勝利に終わった。ナゴヤドームでは6月10日の1試合で5回6安打5失点の負け投手になり、ファンの期待を裏切った。だが17年までの本拠地勝利は21。15年には11試合を投げ、防御率1・97と相性は悪くない。

今季は本拠地開幕戦でもある4月2日広島戦の先発が有力。その後も中6日で回れば、3戦連続で本拠地登板になる。「大野には年間、最低170イニングを投げて欲しい」と、与田監督は期待する。失地回復へ、大野が9カ月ぶりのナゴヤドームでエースの投球を披露する。【伊東大介】