右肩炎症でリハビリ中の中日松坂が今月中にブルペン投球を再開する考えを明かした。9日、故障後初めて屋外でのキャッチボールを敢行。

ナゴヤ球場で、距離も故障後最長の約55メートルを投げた。「距離を取れるので外で投げたかった。もう少し伸ばしてもいいかなと思ったけど。外で投げられるなら外がいいですね」。笑顔で手応えを明かした。

2月の沖縄・北谷キャンプでファンと接触して右肩を痛めて離脱し、キャッチボール再開は3月9日。そこから徐々に距離を伸ばしてきた。今年はキャンプを通じてブルペンでの投球はまだない。「もう少し低いライナーで投げられたら、ブルペンも(近い)かなと。自分の感覚では。今月中に? そうですね」。8日は2軍遠征同行中のソフトバンク和田と名古屋市内で会食し、旧交を温めた。「平成の怪物」が平成中に明確な復活プランを実行に移す。