巨人先発のクリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(25)が、痛恨の1発に沈み今季初黒星を喫した。

5回まで4安打1失点と踏ん張るも、チームが一時勝ち越した直後の6回に2死からビシエドを四球で歩かせ、続く福田に逆転2ランを浴びた。「自分としてはいいピッチングができたけど、試合に負けてしまったことは残念です。(福田の2ランは)少し甘く入ってしまった」と悔やんだ。

3日の阪神戦は8回3失点で今季初勝利を飾り、この日も7回3失点でゲームメーク。今季初被弾で自身の連勝に届かなかった。宮本和知投手総合コーチは「いったん(登録を)抹消して早めに最短で帰ってくるようになると思います」と説明。2軍調整中のヤングマンが13日ヤクルト戦(東京ドーム)に先発するため外国人枠を空ける。メルセデスの次回1軍登板は最短で21日阪神戦(甲子園)となる。

同コーチは、この日の投球については「四球の後の1発というのは一番、警戒しないといけない部分。これも彼の糧として次の登板に備えてもらいたい。ナイスピッチングだったと思います」とした。