阪神ドラフト3位の木浪聖也内野手(24=ホンダ)がプロ入り初となる適時打を放った。

2点を追う3回2死一、三塁。5球目、外角低めの124キロチェンジアップをうまく拾った。体勢を崩されながらもバットに乗せて、中前へ。新人のタイムリーで1点を返した。

「『チャンスで俺に回って来い!』という気持ちで待っていました。しっかりタイムリーを打つことができて良かったです」

一塁ベース上では右拳を一塁ベンチへ突き出して“グータッチ”だ。

12日の中日戦(甲子園)で、プロ初安打を放ったばかり。プロ18打席目での初安打に「ずっと出なくて苦しかったので、うれしかったです」。その言葉が表現するように、一皮むけてきた。