「みんなの総選挙」第2回は「日本一早い!? 新人王予想パ・リーグ編」です。日刊スポーツのWebサイトで投票(4月2日午後3時から14日午後1時まで。有効回答数645)を募りました。新元号「令和」初の新人王は誰になるのか。開幕5カードが終了して対戦相手も一巡。気の早すぎる結果は果たして…?

   ◇   ◇   ◇

奪三振率16・71-。圧倒的な数字に野球ファンがくぎ付けになっている。大差をつけて新人王予想1位になったのはソフトバンクのドラフト1位甲斐野央投手(22)だった。みんなの総選挙での日本一早い“新人王当確”を知らせるとコメントを寄せてくれた。

ソフトバンク甲斐野 (高橋)礼さんは何位ですか? 2位? いやぁ~、礼さんでしょ。まだ最初なので。今はいい結果が出ているけど、そんなに簡単に取れる賞ではない。投票していただいたのはうれしい。気を緩めることなく、これからも頑張っていきたい。

デビュー戦から度肝を抜いた。3月29日、西武との開幕戦で延長10回から登板すると山川、森、外崎を3者連続三振で最速156キロを記録。回またぎの延長11回も抑え、2回無失点5奪三振で新人一番乗りの白星を引き寄せた。15日現在、奪三振率は日本ハム堀(18・90)に次ぐ、リーグ2位。選手層の厚いチームで勝利の方程式に入り、将来の抑え候補の呼び声も高い。

2位は2年目サブマリン右腕のソフトバンクの高橋礼(124票)。昨秋の日米野球では侍ジャパンに選出、15日の時点で両リーグ最多の3勝を挙げ「令和の山田久志」(東京都・50代男性)と期待される。

3位以下は即戦力の大卒新人が続いた。強烈キャラのオリックス「パンチ」頓宮(3位78票)。開幕1軍入りの楽天辰己(4位72票)。西武松本航(5位61票)を推す声が多かった。

注目は17年ドラフト6位のオリックス西浦(8位20票)。高卒2年目ながら中堅手で開幕スタメンをつかむと、ここまでリーグ2位タイの5盗塁を決めている(1位は6盗塁のロッテ中村奨)。「イチローみたい」(東京都・50代男性)と「令和のイチロー」を予感させる走攻守でのスケールの大きさがある。

ひしめく新時代の新人王候補たち。残り約130試合でファンに訴える活躍を見せていく。【島根純】

◆有権者の声

1位ソフトバンク甲斐野

「メンタルも強そう。いずれはポストサファテだ!」(北海道・30代男性)

「抑えも可能。ただし高橋が10勝するとどっちかわからなくなる。目立たないリリーフ投手にこそタイトルを取らせてやりたい」(大分・60代男性)

2位ソフトバンク高橋礼

「インタビューでの若々しさがいい」(埼玉・50代男性)

「15勝以上の勝ち星を期待」(兵庫・60代男性)

3位オリックス頓宮

「ツボにくれば必ずホームランにできる長打力にロマンを感じる。器用な選手ではないですが、1発の魅力なら」(東京・20代男性)

4位楽天辰己

「走攻守で今年の新人では抜けている。楽天から2年連続新人王!」(宮城・40代男性)

5位西武松本

「開幕は間に合わなかったが、5月からの試合に期待。行けそうな気がする!」(愛知・30代男性)

6位ロッテ藤原

「走攻守、全てにおいてスター性を感じる」(埼玉・20代男性)

7位日本ハム吉田輝

「夢のある直球を投げる」(香川・50代女性)

 

次回は「日本一早い? 新人王予想セ・リーグ編」です。日刊スポーツのホームページでの投票を募集します(25日正午まで)。掲載のQRコードからもアクセスできます。また最新のニュースを届ける「日刊スポーツアプリ」も好評配信中。27日の紙面とホームページで結果発表します。