阪神西勇輝投手(28)が、12連戦の初戦となる27日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発することが22日、濃厚になった。開幕から中6日で登板してきたが、7回4安打2失点だった21日の巨人戦(甲子園)から移籍後初の中5日となる。

これまでメッセンジャーがカード頭に先発し、西は3戦目の登板が続いた。しかし、先発ローテの柱に期待されたメッセンジャーとガルシアが2軍調整する現状で、完投能力が高く、経験豊富な西に初戦を託す運びとなった。西には白星だけでなく、チームを勢いづけ、相手打者の調子を崩す役割も期待できる。好投で投手陣の緊急事態を救い、連勝ロードの足がかりを作る。