ソフトバンク大竹耕太郎投手が好投もまた今季初勝利を逃した。9回途中を無失点に抑えながら、味方打線もオリックス山本の前に沈黙して援護点をもらえなかった。

「自分のリズムで投球することができました。スライダーで三振を取ることもできたし、クイックを使ってバッターを惑わすこともできたのではないかと思います。ただ、イニングの途中で代わることになってしまい、中継ぎ投手に申し訳ない。甲斐野に感謝です」と降板したあと9回1死一、二塁のピンチをしのいだ後輩に感謝した。

今季はここまで8回途中無失点、7回2失点で2試合勝ち負け付かず。そして8回1失点完投負けと、好投を続けながら勝ち星に恵まれていなかった。この日の投球で防御率も0・89となった。