オリックスのドラフト7位中川圭太内野手(23)が5試合連続安打となる貴重な同点タイムリーを放った。2点を追う4回2死一、三塁のチャンスで十亀が投じた内角への直球をとらえ、打球は左翼線を破る2点適時二塁打で一時同点に追いついた。

「打ったのはインコースのシュート気味のストレートです。前の打席でインコースのボールで打ち取られていたので、インコースのボールに振り負けないように打席に入りました。切れずにフェアゾーンに入ってくれて良かったです」

この日はオリックスを96年に日本一へ導いた仰木彬元監督の誕生日にあたる日で、「THE MAGIC AKIRA OHGI DAY」と銘打ち、監督コーチ、選手全員がブルーウェーブ時代の背番号72を背負って試合に臨んでいる。“最後のPL戦士”として注目される96年生まれのルーキーが躍動した。