阪神先発の才木浩人投手(20)が5回8安打5失点でマウンドを降りた。

初回、安打と2つの四球で1死満塁のピンチを招き、高橋に2点適時打を浴びて先制を許した。同点に追いついた2回にも、大島に適時三塁打を打たれ、すぐさま勝ち越しを許す苦しい展開。

5回にはビシエドの強烈な打球が左足のくるぶし付近を直撃。1度、治療を受けるためにベンチへ下がるも続投。しかし、直後の高橋に安打で2死二、三塁とされると、続く阿部に左越えの2点適時打を打たれ5失点。

「初回から自分の投球をすることができず、常にランナーを背負う状況を作ってしまいました。投球でも攻撃でもチームに迷惑をかけてしまい、申し訳ないです」。

2回の攻撃では、無死一塁から送りバントを決められず。投打で思うような活躍ができなかった。5回79球で2番手の島本にマウンドを譲った。

この試合まで2戦2勝と好調だった右腕だったが、中日打線に捕まりゲームを作れなかった。