阪神が同率3位で並んでいたヤクルトとの直接対決を制し、Aクラスを死守した。福留の先制打などで前半戦に3得点。先発青柳ら投手陣が踏ん張って、競り勝った。試合後の矢野燿大監督の談話は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-甲子園連敗を止めた

3連敗とか、5連敗とか俺らには関係ない部分もある。どんどん目の前の試合を勝っていきながら、ファンの人に喜んでもらえる試合をね。プラスをどんどん考えていきたい。

-ジョンソンは良くなかったスライダーを修正

自分の球を信じて投げるしかない。リュウ(梅野)との信頼関係がある。あのなかで真っすぐでも空振りを取れたのは、最後の雄平のところなんかは、逆にそのスライダーが効いた。

-先発青柳は前回に揺さぶられたが立て直した

そういう繰り返し、俺らはね。相手は嫌なことをしてきたり、左打者を並べられるし、セーフティーバントの構えをされる。免疫がついてアイツが成長をしてくれるのがチームにとってもプラス。しっかり勝てたことで、相手がそういうことをしてきても「俺、いけるな。大丈夫やな」とクリアしていけばいい。

-4回、二塁走者梅野の本塁突入は藤本三塁コーチが好判断で回した

リュウも1歩目、ライナーバックというか一瞬、止まった。そのなかで藤本コーチがよく回してくれて。外野の守備位置とか、普段から確認してくれてはいるけどちょっと深いのと、打順とか、いろんな絡みでナイス判断。あそこで1点入ったのは全然違う。その判断もすごく勝敗に大きい。