初回の打者11人の猛攻で、浦和が決勝進出を決めた。

連続四球で無死一、二塁から3番山田慎之介主将の適時二塁打を皮切りに、計7安打を放って6点を先制した。

4回に6番本田凌太の右前適時打、6回に途中登板した小林飛雄馬の中前適時打で突き放した。その前に行われた準々決勝では、1-2の最終7回裏、6番本田、7番荻田隼弥の連続二塁打で追いつき、1番松野勇大の左前サヨナラ打で勝ち上がった。チームの勢いを準決勝に持ち込んだ。品田聡一監督は「(準決勝は)初回にサービスタイムがあった。うちは強いチームじゃないし、自由にやらせているので、ラッキーでした」と話していた。