阪神が糸井嘉男外野手(37)のソロ本塁打で初回に先制した。初回2死から真ん中に入った浜口の148キロ直球をとらえた。打球は風に乗って伸び、ライトスタンドに入った。阪神にとっては23イニングぶりの得点。待ちに待った先制点に、矢野燿大監督(50)らナインは、笑顔で糸井を迎えた。

阪神は6月30日中日戦(ナゴヤドーム)、7月2日DeNA戦(横浜)と2戦連続完封負け。この日は打開策として、4月20日の巨人戦から1番で出場していた近本を下げて上本が起用されるなど、打線が大幅に変更されていた。