阪神近本を迎え入れたのは、同じくスタメンから外れていた糸原健斗内野手だった。

延長11回無死三塁。低めのフォークをとらえて右翼へ犠飛。「バットに当てるだけでした。食らいついていくだけでした」と執念で1点をもぎとった。

この日は5月31日広島戦以来、先発メンバーから外れ、8回に代打で途中出場していた。「スタメンでもスタメンでなくても、やることは変わらない。出たところでしっかりやるだけ」と仕事を果たした。