阪神阪神石崎剛投手(28)とロッテ高野圭佑投手(27)の交換トレードが両球団から発表された。

後半戦に向けて救援陣を強化したい思惑が一致した。阪神にとっては矢野新体制で初めてのトレード。ロッテもリリーフ陣が不安定で、18年侍ジャパンメンバーの石崎に白羽の矢を立てた。投手(28)とロッテ高野圭佑投手(27)の交換トレードが両球団から発表された。 後半戦に向けて救援陣を強化したい思惑が一致した。阪神にとっては矢野新体制で初めてのトレード。ロッテもリリーフ陣が不安定で、18年侍ジャパンメンバーの石崎に白羽の矢を立てた。

【阪神 近年のトレード】

★左腕強化 18年7月26日に、阪神松田遼馬投手とソフトバンク飯田優也投手の交換トレードが発表された。左腕を強化したい阪神側の思惑があった。

★ドラ1位左腕放出 18年3月14日に阪神榎田大樹投手と西武岡本洋介投手の交換トレードが成立。10年ドラフト1位で入団した榎田は故障などの影響で伸び悩んでいた。同年に新天地で11勝を挙げ、リーグ優勝に貢献した。

★球団初のウエーバー補強 17年8月31日に日本ハムからルイス・メンドーサ投手をウエーバーによるトレードで獲得。優勝争いを展開する中で、手薄になった先発補強に踏み切った。

★セットアッパー補強 14年11月7日に、阪神白仁田寛和投手とオリックス桑原謙太朗投手の交換トレードが成立。桑原は17年にセットアッパーとして67試合に登板。最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得し、大ブレーク。18年も62試合に登板した。

★野手強化 13年5月21日に阪神川崎雄介投手と西武高山久外野手の交換トレードが成立。中継ぎ左腕を放出し、右の強打者を獲得した。高山は同年、9試合に出場し、2本塁打。14年オフに戦力外となった。

★ムードメーカー獲得 12年4月28日に阪神若竹竜士投手と日本ハム今成亮太捕手の交換トレードを発表。阪神は若手の原口が腰痛に苦しむなど捕手の数が不足。今成は白羽の矢を立てた。その後、今成は内外野守れるユーティリティープレーヤーとして活躍。明るいキャラクターで人気を集めた。

★新旧虎将トレード 11年12月8日に阪神上園啓史投手と楽天松崎伸吾投手の交換トレードが成立。楽天星野仙一監督と阪神の指揮官に就任したばかりの和田豊監督との間で補強がまとまった。

★タテジマ兄弟 10年12月24日に阪神水田圭介内野手と中日新井良太内野手の交換トレードが発表された。阪神には兄の新井貴浩が在籍しており、球団4組目の兄弟コンビとなった。