阪神ランディ・メッセンジャー投手が5回7安打4失点で6敗目を喫した。チームは初回に先制したが、直後の1回裏2死一、二塁から連打を許して逆転された。同点に追いついた直後の3回裏も1死からの連打で勝ち越された。

前回6月18日楽天戦から中15日。「交流戦の時はいい状態だったので、長い間隔は、嫌は嫌でしたね」と本来の投球を見せられず、自身初めて同一シーズンでのDeNA戦連敗となった。攻撃でも2回1死一、三塁の好機でスクイズのサインを見落とすミス。

矢野監督は「ランディらしさっていうのは見えていない。本人らしさというのを早く出してくれたらなと思うけどね」と復調を願った。

▽阪神清水ヘッドコーチ(メッセンジャーのサイン見落としについて)「サインだけは分かってほしかった。出来る、出来ないは別として」

◆メッセンジャー対DeNA メッセンジャーは通算98勝のうち、DeNA戦で自身カード別最多の24勝をマーク。昨季は同カードで6勝0敗。今季も5月4日には9回1失点で完投勝利を記録している