巨人今村信貴投手(25)が4月28日DeNA戦以来、約2カ月ぶりとなる2勝目を挙げた。4回までに4四死球を与えたが、80キロ台のスローカーブを交えながら無失点で試合を作った。

5回に中日平田の犠飛で1点を与えたが、6回までちょうど100球で投げ終え、5戦連続のクオリティースタート(6回自責3以内)を達成した。

4点リードの7回も続投。だが先頭福田を歩かせると、続く阿部に右翼線へ適時二塁打を打たれたところで交代を告げられた。「絶対に抑えようと思ったんですけど、フォアボールから打たれてしまい、悔しかったです。次は7回投げきれるようにもっと練習しないといけないと思いました」と唇をかんだ。

それでも久々の白星に「何で勝てないんだろうと思うときもありましたけど、本当にこうやって勝てたことは次につながると思いましたし、また勝ちたいなと思いました」とかみしめた。