ソフトバンクの新外国人カーター・スチュワート投手(19)が5日、福岡・筑後市のファーム施設で来日初の打撃投手を行った。

中村晃、水谷、育成大本の3人に対し30球投げた。安打性は大本の1本だけ。直球だけでなく、得意のカーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームも投げた。

スチュワートは「打者にしっかり投げられて気持ちいい。中村晃選手と対戦できてよかったが、あまり意識はせずに自分の球をしっかり投げようとした。85%~90%くらいで投げた。チームメートといっても、バンバン打たれたくはないから」と、笑顔で振り返った。

対戦した水谷は「リリースポイントが高くてすごく打ちにくい。カーブも一瞬浮き上がってくる」と話した。斉藤リハビリ担当コーチは「今日は140キロ後半くらい出ていたと思う。フォームが柔らかくて力強いので打ちにくい。直球、カーブ、スライダーはそこそこ投げられている」と話し、9日の3軍戦、対社会人・九州三菱自動車(午後1時開始・タマホームスタジアム筑後)での登板が正式決定した。2イニング、40球をメドに投げる予定。