広島は1回に押し出し四球で先制しながら追加点を奪えず、好投していた先発ジョンソンが4回にロペスに逆転2ランを浴びた。後半戦最初のカードを負け越し、借金は6となった。広島緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

-先発ジョンソンはロペスへの1球が悔やまれる

緒方監督 失投はあるからね。その前の空振りもストレートにタイミングが合っていなかったし、前の打席もインサイドのカット気味の球で三振を取れていたから。でも、その後のノーアウト二、三塁は粘りきった。あそこで1回流れが来るかなと(期待した)。実際チャンスもあったしね。代打がはまらず、悔しい結果になった。

-序盤に攻略できなかった

緒方監督 (DeNA浜口は)昨年と違って左打者にはカット系の球が少し多くなっていた。しっかり入っていった中で「強引にならず」というのは打撃コーチからもあった。センター中心に、逆方向もと。(1回1死満塁から二飛の松山は)ちょっと先っぽで泳がされて打点につながらなかった。

-3回のリクエストは松山選手が一塁ベースを踏み切れていなかったように見えた

緒方監督 (穏やかな表情でゆっくりと)ベースを踏まないとダメでしょう。つま先が当たっているかもしれないけどね。何て言うか、そういう微妙なところが試合にも出た。