広島サビエル・バティスタ外野手(27)が3回に中日大野雄から特大の先制弾を放った。

両軍無得点の3回2死から甘く入った真っすぐを完璧に捉えた。打った瞬間、左翼アルモンテが1歩も動かない完璧な当たりで、鋭い弾道のまま左翼コンコース後方の防球ネットを直撃した。「ストレートにタイミングを合わせて、いい反応で打つことが出来ました」。今季、対大野雄との15打席目との15打席目に飛び出した初安打が貴重な先制弾となった。

ベンチでは今カードを最後にチームから離れ、28日に母国ドミニカ共和国へ一時帰国するフェリシアーノ通訳が笑顔で迎えた。