中日大野雄大投手(30)が24日、広島市内の病院で前日23日の広島戦で打球を受けた右膝の検査を受けた。右内側広筋の打撲で骨に異常はないと診断された。

同投手は同戦の2回裏無死走者なしで小園の打球がワンバウンドで右膝に当たった。倒れ込んだこともあり、治療のためベンチへ。テーピングして続投し、5回1失点で降板した。この日は、試合前のアップを免除され、外野でウオーキングとキャッチボールなどをした後に、ロッカーでアイシングし、病院へ向かっていた。

大野雄は「一晩休んでもそんなに腫れなかった。皿とかスネじゃなく、膝の内側に当たった。いいところに当たった。3センチほどずれていたら大変だった」とコメント。与田監督は「当たった時に変な音が聞こえた。大丈夫だと思うけど、あとで異常が出るより、確実に大丈夫って分かった方がいいから病院に行ってもらった」と話した。