市西宮から17年ドラフト6位入団した2年目右腕の中日山本拓実投手は、ホロ苦のプロ初先発となった。

この日が今季初登板で、初回西川に先頭弾を被弾すると、自身の暴投で2失点。その後は5回5安打2失点と踏ん張ったが、援護にも恵まれなかった。両リーグの支配下投手では、ヤクルト石川や同僚谷元と並んで一番身長の低い167センチ右腕。与田監督は「次はもちろんある」と合格点を与えた。山本は「立ち上がりは緊張で球が浮いた。2回以降は修正できた。次があれば、初回からそれを出せるようにしたい」と雪辱を誓った。