巨人は26日、育成選手の堀岡隼人投手(20)と支配下選手契約を結んだと発表した。年俸は推定420万円で背番号「95」に決まった。

今季、育成選手から支配下登録は投手では3月の坂本工以来2人目で、野手を含めれば加藤、山下航に次いで4人目になる。

堀岡は青森山田高から17年育成ドラフト7位で巨人に入団した。1年目の17年10月に右肘のクリーニング手術を受け、昨季は3軍で7試合の登板に終わった。今季はイースタン・リーグ初登板を含む15試合に登板。最速154キロの直球と縦に割れるスライダー、チェンジアップを武器に主にリリーフで3セーブ、防御率0・86をマークした。

東京ドームで会見に臨んだ堀岡は「将来的には、クローザーまでなれればいいと思います」と決意を込め、対戦したい打者には「高校の先輩でもある(中日)京田さん、(阪神)木浪さんに投げたいです」と意気込んだ。

会見に同席した大塚球団副代表からは「槙原寛己2世」と評され、原監督も「このまま大きくなってくれれば」と期待した。