最下位オリックスは打線が今季2度目の1安打と振るわず、リーグ最速で50敗目を喫した。

初回先頭の福田が四球で出塁。2番小島が空振り三振に倒れ、同時に福田が盗塁死で三振併殺。敗れた28日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)と同様の立ち上がりに西村監督は「この前もそれが全てだった。そういうところをなんとかしていかないと。流れを渡すゲームが続いていたら勝てない」と苦言を呈した。

先発田嶋は5回5安打2失点と粘投も、打線の援護なく自身3連敗を喫した。2回まで無安打無失点と上々の立ち上がりをみせた。しかし3回は鈴木に先制打を浴び、5回にはマーティンに右翼越えの2号ソロを被弾。いずれも2死からの失点だった。指揮官は「あれが本来の投球ではない。もっと空振りがとれる投手」と厳しい表情だった。