首位ソフトバンクの工藤監督が、今季5勝10敗と苦手の5位ロッテを改めて警戒した。

ZOZOマリンスタジアムでの3連戦を翌日に控え、同球場での投手練習を視察。ゲーム差は開いているが“借金5”と分が悪いだけに「もちろん3つ勝って帰りたいが、1つずつ。残り41試合。試合が少なくなるほど、1試合の重みが出てくる。ロッテだってまだまだ優勝も狙える。1戦1戦隙を見せないように」と油断しなかった。3連敗なら13年以来の同カードシーズン負け越しとなる。

今季からZOZOにもホームランラグーンが誕生。ヤフオクドームとともに狭くなった影響か、ソフトバンクはカード別最多の28本塁打を放つ一方、投手陣は同最多25被弾、対戦防御率も同ワーストの4・77で、打ち合いとなりそう。キューバ代表の活動で不在のグラシアル、モイネロについて、工藤監督は「この3つが終われば2人が帰ってくる」。勝ち越して福岡へ戻る。