元女子マラソン選手で現在スペシャルオリンピックス日本の理事長を務める有森裕子氏(52)と、元フィギュアスケート選手の小塚崇彦氏(30)が、来年2月に北海道で開催される「2020年スペシャルオリンピックス日本・冬季ナショナルゲーム」のPRを兼ね、試合前にファーストピッチセレモニーを行った。

有森氏がマウンドへと上がり、小塚氏が右打席へ。有森氏が投じた山なりの球が捕手のミットへと届くと、対する小塚氏はバットを振り、そのまま空中で数回転、ジャンプを披露。ナイスピッチングとナイススピンを見せスタンドを沸かせた。

ファーストピッチ後に小塚氏は「よく回転できたと思います」と話し、有森氏は「かなり緊張して、でも届いてよかったです」と笑顔を見せた。有森氏は続けて「1人1人の声援がアスリートの勇気につながります。みなさん応援よろしくお願いします」とスタンドの観客へPRも行った。