「キナチカ」で初回から先制攻撃だ! 阪神木浪聖也内野手(25)と近本光司外野手(24)の1、2番コンビが、初回から打って走って虎をCSに導く。

新人コンビは2日、同じ新幹線に乗って東上。春季キャンプから切磋琢磨(せっさたくま)してきた「キナチカ」が、シーズン終盤も力を合わせる。新幹線に乗り込む際、木浪が「初回から得点できればチームに勢いがつくと思う。チカと自分で1点が取れれば、それが良い形だと思う」と話せば、近本も「初回からしっかり勢いをつけていきたいですね」と応答。逆転CS出場へ、シーズンの行方を左右する6連戦なだけに「キナチカ」の共闘が必要となる。

球団新人最多安打まで残り3本に迫る近本は「(1試合で)1本に終わるんじゃなくて、勝つために2本、3本と増やしていきたい」と声を弾ませた。