今季限りでの現役引退を発表したヤクルト畠山和洋内野手(37)が13日、都内で引退会見を行った。

現役生活を振り返り、印象に残っていることについて「優勝した瞬間の、地鳴りのような応援」をあげた。

また「悔いはない」としながらも「練習嫌いで有名だったので、まじめに練習した自分もみてみたかった。興味はあります」と話し、笑いをさそった。

今後については「2軍にいる間も、若い世代を見ながら、自分ならこう教えたいなとか、思っていた。指導者はやってみたいという強い思いはあります。練習をたくさんするのが、正解とは思っていない。頭を使って効率よく、野球の試合で生きる練習をしてきたつもりなので、その経験を伝えたい」と話した。