西武が2年連続23度目のリーグ優勝を果たした。球団の歴史は以下の通り。

パ・リーグ発足の1950年(昭25)に福岡県で結成された西鉄クリッパースが前身。51年から西鉄ライオンズに改称。三原監督の下、56~58年は3年連続日本一に輝く。黒い霧事件を境にチームが弱体化し、70年代には73~76年太平洋クラブ・ライオンズ、77、78年クラウンライター・ライオンズとチーム名が変わり、78年10月に西武が買収。本拠地を埼玉県所沢市に移した。

広岡監督を迎えた82年から2年連続日本一に。86年から就任した森監督時代には、パ・リーグ初の5連覇を含め9年間で8度のリーグ制覇(日本一6度)を果たし西武黄金時代を築いた。95年から東尾監督が指揮を執り、7年間で2度のリーグ優勝。21世紀になってからは02年にリーグ優勝、04、08年に日本一に輝いている。

西鉄時代5度、西武で18度の合わせてリーグ優勝23度は巨人(37度)に次ぐ記録で、日本シリーズ優勝13度も巨人の22度に次いで多い。