巨人はレギュラーシーズンの本拠地最終戦を勝利で飾り、試合後セレモニーを行った。

はじめに原監督がマイクの前に立った。

「輝かしい令和の時代が幕を開けました。そして令和元年。読売ジャイアンツはペナントレースにおいて優勝することができました。

ひとえにファンのみなさまの声援が我々の力になりました。本当にありがとうございました。と、同時にファンのみなさまおめでとうございます。

個人的に私も一番うれしい優勝でした。選手諸君も坂本キャプテン、菅野選手会長中心に懸命に戦いました。やや頼りないところもあります。このチームはまだまだ途上のチームです。しかし、ひとつだけ自慢ができることがあります。結束力、団結力。そのことに関しては今までのジャイアンツ史上でも負けないぐらい最高のチームだと思います。

ひと山は越えました。しかし、喜びはつかの間。あとひと山、そしてあとふた山。我々の目標は日本一です。どうか達成するよう、みなさんとともに我々も全力で戦います。本当に1年間ありがとうございました。

そして今日はありがとう阿部慎之助。ジャイアンツ85年の歴史、史上最強のキャッチャーです。素晴らしい技術、そして多くのファンに愛された阿部慎之助。あいさつがあります。よろしくお願いします」

原監督からマイクをつながれ、今季限りで現役を引退する阿部がスピーチを行った。

「まずはじめに、このような試合を企画していただいた巨人軍のみなさま、本当にありがとうございます。そしてこのような試合に付き合っていただきましたラミちゃん、横浜ベイスターズファン。本当にありがとうございます。

もちろん、今日もたくさん慎之助コールをしていただき本当に感謝しています。

今年で現役は終わりますが、これから本当に大事な勝負が残っています。それに向けてまたチーム一丸になって必ず日本一になります。

そのためにまた、みなさんの声援を力にして、したい!そのために今まで以上にご声援ありがとうございます。今日は本当にありがとうございました!」