阪神大山悠輔内野手がCSでも4番に座る可能性が高まった。

自身初めて開幕から4番を務めたが、不振により、シーズン途中から外れた。代役のマルテは左足の張りで最終盤に欠場。9月28日のDeNA戦から大山が4番に復帰している。「1回、4番を離れて、また4番を打つ気分も悠輔の中で違ったものもあったと思う」と矢野監督は話した。マルテの復帰は微妙な状況で、4番継続が現実的だ。

大山はポストシーズンで結果を残した過去がある。新人時代の17年に「5番一塁」でCSファーストステージの3試合に先発し、13打数7安打4打点、1本塁打、打率5割3分8厘。それでも「CSは経験とかではない。勝つか負けるかなので、自分のやるべきことをやりたい」と気を引き締めた。