阪神が最大6点のビハインドをひっくり返し、CSファーストステージ突破に王手をかけた。立役者となったのは、北條史也内野手(25)。6点を追う7回。1死から代打高山、代打木浪が連打で1点を返し、さらに1番近本が内野安打で一、二塁と好機が続いたところで、反撃の3ラン。
2点差で迎えた8回には、1点をかえし、なおも2死二、三塁の場面で中越えの逆転2点三塁打を放った。
5打点と暴れた北條の試合後のインタビューは以下の通り。
-今の気分
疲れました。
-ここちよい疲れでは
最高な疲れですね。
-5打点の活躍
僕が5打点するのはなかなかないんで、みんなのおかげだと思ってます。
-一時は厳しい展開、どんな気持ちで戦っていた
序盤に点数入れられたんですけど、みんなが諦めない気持ちを持って、プレーしてたんで、最後まで分からない、分からなくなったのも、みんなの気持ちのおかげだと思ってます。
-逆転の一打。どんな気持ちの準備で
打席入る前に、福留さんとしゃべって、「今日は俺の日ちゃうからお前いってこい」と言われたんで、まあもう、決めたろうと思って打席に入りました。
-シーズンとは違った雰囲気
完全アウエーの中で、やったのは初めてなんで、いつも通りの思い切ったプレーをしようっていう気持ちだけで、戦ってました。
-レギュラーシーズンから7連勝。チームの雰囲気は
いつも練習から試合入る前まで、ずっといい雰囲気でやれてるので、これを明日もつなげて、明日も勝てるように頑張ります。
-明日勝てば突破、意気込みを
あした決める気持ちで、きょうみたいに諦めない気持ちを持って、全力でプレーしたいと思います。