リーグ3冠右腕を中心とした巨人の「日本一ローテーション」が固まった。CSファイナルステージが14日の第5戦までもつれた場合、山口俊投手(32)が中4日で先発することが12日、決まった。日本シリーズに進出すれば、再び中4日で19日の第1戦に先発し、7年ぶりの日本一を取りにいく。

山口は今季、最多勝(15勝)、最高勝率(7割8分9厘)、最多奪三振(188個)のタイトルを獲得。9日のCSファイナルステージ第1戦では8回途中1失点と好投した。126球を投げ、チームが設定するシーズン中の球数制限では中6日に該当するが、ポストシーズンでは中4日に前倒し。高橋が先発する第4戦に勝利した場合は、山口は中9日で日本シリーズ第1戦に向かう。腰痛で離脱した菅野は日本シリーズ第3戦以降の復帰を目指して調整中で、タフネス右腕にかかる期待は大きい。