オリックス吉田正尚外野手(26)が15日、9月度のパ・リーグ打者部門で「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。

9月は打率3割7厘、7本塁打、14打点を記録した。初受賞した7月に続いて年間2度目の受賞で、球団では12年の5、7月に受賞した李大浩以来7年ぶりの快挙となった。大阪市内の球団施設で受賞会見を行った吉田正は「想像していなかったので、びっくりしました」と喜んだ。

今季は終盤に西武森との首位打者争いを繰り広げ、打率3割2分2厘、29本塁打、85打点をマークした。打率、本塁打は自己記録を更新したが、「シーズン前にタイトル争いをすると言ってましたけど、結果1つも取れなかった。それを課題として、毎年毎年キャリアハイを目指せるのがいいと思う」と力を込めた。

11月に開催される国際大会「プレミア12」の日本代表にも選出されており、「選ばれた以上は日本の代表としてベストなパフォーマンスをして、勝ちにこだわっていきたい。任されたポジション、打順でベストを尽くしたい」と意気込んだ。