阪神矢野燿大監督がドラフト1位指名した西を闘将・星野監督になぞらえた。

闘志全開のマウンドさばきがスタイル。「西君らしく思い切って甲子園のマウンドで暴れてくれたら。タイガースファンがめっちゃ好きそう。俺よりすごいガッツポーズするやん」と笑った。

「矢野ガッツ」顔負けのファイターだ。岡山出身の右腕…。03年優勝監督で恩師だった星野監督を思い起こした。現役時は中日のエースとして巨人に闘魂むき出し。矢野監督は「星野さんに似ているもんな。(ヤクルト)高津監督に取られたけど、奥川は。もしかしたら星野さんが『西でいいんじゃないか?』っていうね。『ああいう投手はええやんけ』と言ってくれそうな投手」と感慨深げだ。

この日は幸運の赤パンツだけでなく、実は18年1月に急逝した星野監督の遺族から形見分けされたネクタイを着用していた。闘将が切り結んだ不思議な縁…。未来へとつなげるドラフトになった。