ヤクルトが、国内FA権の権利行使を前向きに検討しているウラディミール・バレンティン外野手(35)の宣言残留を容認する方針を示した。

球団幹部が「(宣言残留を)認める方針です」と明らかにした。バレンティンは8月に国内FA権の取得条件を満たし、来季から日本人選手扱いとなる。1年契約が切れるため、球団は契約延長を提示する見込みで、本人は複数年契約を熱望している。

13年には日本記録のシーズン60本塁打をマーク。今季は、外国人選手では最多となる4年連続8度目の30発をクリアした。高津監督は「30発打てて、あれだけ打点を稼いでくれる選手はなかなかいない。いる、いない(の差)は大きい」と残留を希望している。