阪神矢野燿大監督が23日、大山に来季の「4番奪取」指令を出した。

今季は開幕4番に座ったが不振のため8月中旬に打順降格。全143試合出場で打率2割5分8厘、14本塁打だった。

一問一答は以下の通り。

-大山は井上コーチが来ることで気づきがある

いろんな人の話を聞くのもプラス。点を取るところでは中心的な選手になる。いまのままでいいとは悠輔も、俺らも(井上)一樹自身も思ってないと思う。

-大山の成長点は

やっぱり1年間出たことがそう。4番であれだけ経験できたのはアイツのなかで大きい。それが一番。そのなかで自分が感じること、できていることとか。もっと伸ばしていかなアカンことは、アイツ自身も自分で感じ取っていると思う。

-巨人岡本のような日本人4番が理想にある

外国人選手もいまは、どのチームも欠かせない。ウチが負けるときの対戦相手を見ても、やっぱり外国人選手にホームランとかやられることも多い。大事な部分ではあるとは思うけど、理想を言えば日本人のエースと4番が出てくれることが一番チームは安定する。

-近本はまだ伸びる

(課題は)全部やって。全部。準備もスタートも、スライディングも。逆にいまの技術とかで盗塁王をとれた。そういうものを身につけていけば、人の追いつけないところまで行ける。