西武が、国内フリーエージェント(FA)権を行使したソフトバンク福田秀平外野手と、一番乗りで交渉を開始した。3日、福岡市内で渡辺久信GMと飯田光男球団本部長が交渉の席に着いた。

約30分間の交渉を終えた渡辺GMは「いち早く思いを、熱意を伝えられた」。FA権行使の可能性が浮上した時点から調査を続けてきた。条件や背番号なども提示した模様。「うちのチームの足りないところを埋めてくれる選手ということで交渉させてもらった。すべての部分で能力が高い」とあらためて高い評価を示した。

福田からは「どうして西武はけが人が少ないんですか」という質問も受けたという。メディカル面での強化を進めてきた同GMは「メディカル面をストロングポイントにすることを目指している中で、そう思ってくれていた。ありがたいです」。今季から新しくなった室内練習場など新施設についても説明。環境面でも猛アピールした。