侍ジャパン稲葉篤紀監督が目標通りの1次ラウンド3連勝を達成した。

8月に台湾視察を行い、自らの目で代表候補選手をチェックし、傾向をつかんだ。高い打力を踏まえ「捉えられる前に早め早めに投手を代えよう」と継投リレーに踏みきり、1失点に封じた。さらに大野雄、岸と今大会初出場の選手を起用。3戦を通してメンバー28人中、中継ぎ左腕の田口を除く、27人を起用した。「田口を出させてあげられなかったのは心残りだが、岸が投げられたのは良かった」。11日のスーパーラウンド初戦(ZOZOマリン)まで3日間空く。「投手陣は四球も少なく、自分の持ち味を出せている。打者陣も上向きでいい形でスーパーラウンドに行ける」と手応えをつかんだ。