「覚悟」に応える。ソフトバンクからFA宣言した福田と初交渉の席についた楽天石井一久GMが13日、都内で取材に応じ「(福田が)『出て行くのであれば相当な覚悟をして出て行くことになる』と話していた。

そこは福田選手の覚悟を僕たちがちゃんと分かってサポートしていきますし、仕方も考えますと話しました」。ソフトバンクの4年5億円を上回る大型条件とともに誠意を伝えた。

経験を踏まえて寄り添った。自身も07年オフにヤクルトから西武へFA移籍。「特別なことをされるのは僕も経験上あんまり。彼だけに(特別に)するというのは逆にプレッシャーというか嫌な気持ちにさせることもある」と現所属選手とのバランスを鑑みたサポートを約束した。「質問は結構してくれました。でもこれはご縁。今自分たちがしっかりと提示できるものと思いは伝えました」。最大限のバックアップ態勢を整え、吉報を待つ。