侍ジャパン4番鈴木誠也外野手はしぶとく先制打を放った。1回2死二塁、左腕ラミレスのツーシームをバットの先っぽで拾い、中前に落とした。

「チャンスは少ないと思っていた。ああいうところで打てる打てないで展開は変わってくる。なんとか点を取りたかった」。5回は先頭で三塁線を破る二塁打。大会初戦から6戦連続安打で打率4割7分6厘、3本塁打、11打点、8得点、2三塁打が12カ国トップ、10安打も最多タイ。それでも個人記録には目もくれず「とにかく勝てればいい」と力を込めた。